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わが身に振りかかってくる一切の出来事は、自分にとっては絶対必然であると共にまた実に絶対最善である(森信三)


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[再掲]終戦の日


初等科の皆さん、お元気ですか?。園長の真・愛国無罪です。

今日は終戦記念日です。

今から64年前、昭和20年(1945年)8月15日の12:00に昭和天皇の終戦の詔勅が全国にラジオで放送されました。

 

 

 

テキスト 終戦の詔勅(玉音放送)

http://namaste.sakura.ne.jp/syusen.html

朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲(ここ)ニ忠良ナル爾(なんじ)臣民ニ告ク朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ

 抑々(そもそも)帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕(とも)ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々(けんけん)措カサル所曩(さき)ニ米英二国ニ宣戦セル所以(ゆえん)モ亦(また)実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾(しょき)スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固(もと)ヨリ朕カ志ニアラス然(しか)ルニ交戦已(すで)ニ四歳ヲ閲(けみ)シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之(しかのみならず)敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻ニ無辜(むこ)ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延(ひい)テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯(かく)ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子(せきし)ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ

 朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃(たお)レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内(ごだい)為ニ裂ク且(かつ)戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念(しんねん)スル所ナリ惟フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情(ちゅうじょう)モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨(おもむ)ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
 
 朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚(しんい)シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若(も)シ夫(そ)レ情ノ激スル所濫(みだり)ニ事端ヲ滋(しげ)クシ或ハ同胞排擠(はいせい)互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤(あつ)クシ志操ヲ鞏(かた)クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克(よ)ク朕カ意ヲ体セヨ

  御 名 御 璽

  昭和二十年八月十四日
                                各国務大臣副署

 

口語訳

私は深く、世界の大勢と日本の現状とを照らし合わせて考え、非常の措置をもって今の情勢を収拾しようと思い、忠実で善良なるあなた方日本国民にお知らせする。
私は、アメリカ・イギリス・中国・ソビエト連邦の4国に対して、それらからの共同宣言(ポツダム宣言)を受け入れることを、日本政府に通告させた。
そもそも、日本国民が平穏無事であろうとし、世界各国が共に繁栄していくことは、天皇家の先祖からの願い続けていることであって、前にアメリカ・イギリスの2国に宣戦した理由も、真に日本の自存と東アジア諸国の安定とを強く望んでいたからであり、他国の主権を排除したり、領土を侵略したりするようなことは、もとより私の思いではなかった。
ところが戦争を始めて4年の歳月が経過し、私の兵士たちの勇戦、私の臣下たちの頑張り、私の国民たちの奉公、おのおのが最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は好転しないばかりか、世界の大勢もまた日本には不利な状況である。
それだけではなく、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、しきりに罪のない民を殺傷し、惨害の及ぶ状況は、じつに測りきれないほどである。
しかもこのまま交戦を継続したとしたら、ついには日本民族の滅亡と言う事態を招くだけではなく、ひいては人類の文明もめちゃめちゃになることである。
そのようなことになれば、私はどのようにして日本国民を守り、天皇家先祖の霊前に謝罪すればよいのだろうか。
この様な思いから、私は日本政府に共同宣言に応じさせることにしたわけである。
私は日本と共に、終始東アジア諸国の開放に協力してくれた各国に対して、お詫びの気持ちを表さなければならない。
日本国民に対しても、戦死したり、殉職したり、天命を全うぜずに死んでいった国民達、そしてその遺族のことを思うと、我が身が引き裂かれんばかりの思いだ。
かつ、戦傷を負い、戦災をこうむり、家業を失った者達の暮らしについて、私はとても心配している。
思うに、今後の日本が受ける苦難は、言うまでもなく尋常なものではない。
あなた方日本国民の真心は、私もよく知っている。
しかしながら私は時運の赴くところ、堪え難いことに堪え、忍び難いことを忍んで、将来の為に太平の世を開こうと思う。
私はここに、国体を守り、それを得て忠実で善良なるあなた方日本国民のうそ偽りのない誠の心にたより、常にあなた方日本国民と共にある。
もしあなた方が、激しい感情のまま、むやみに事端をおかしくしたり、あるいは国民同士で陥れあい互いに情勢を乱れさせ、そのために人としての道を誤って世界に対しての信義を失うようなことは、私が最も忌むべきこととして嫌うものである
どうぞ、一国全体、一家、子孫にまでこの私の思いをひろく伝え、日本の不滅をかたく信じ仕事は重く道は遠いと思い総力を将来の建設に傾け心を込めて人の踏み行うべき正しい道を進み堅く守ってかえない志をしっかり持ち誓って国体の真価となるべきところを高くあらわし進歩発展する世界に後れをとるまいという決意を持って欲しい
日本国民よ、どうぞ私の言うことを理解してこれからを行動しなさい。
 

 

日本は第二次世界大戦において軍人・民間人含めて300万人が亡くなられ、それ以上の人々がけがをし、財産をなくし、肉親を失いました。

そして、残念なことに大多数の日本人が戦後、日本の復興に取り組んでいる一方で

むやみに事端をおかしくしたり

国民同士で陥れあい

互いに情勢を乱れさせ

人としての道を誤って世界に対しての信義を失う

ような昭和天皇が最も嫌うことをする者もいました。

そのため、金銭的・物質的に豊かでもそればかりに囚われて精神が未熟な人を増やす結果となりました。

昭和天皇陛下も

日本の不滅をかたく信じ

仕事は重く道は遠いと思い

総力を将来の建設に傾け

心を込めて人の踏み行うべき正しい道を進み

堅く守ってかえない志をしっかり持ち

誓って国体の真価となるべきところを高くあらわし

進歩発展する世界に後れをとるまいという決意を持って欲しい

こう言っておられます。

皆さん、日本は金銭的・物質的には十分豊かになりました。

これからは我々の父祖がやり残した日本が自らの手で国防を完遂できる国、自らの手で国の在り方を変えられる国、自主的に国益を追求できる国になるようにしましょう。

このように国家を運用できる教養と勇気がある国民を育てましょう。


皆さんの1クリックが日本を正します。
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